「おいしい!」のもとを、もっと

とうもろこし栽培 ⑤ベビーコーン摘果

 
さて、伸び放題だった雑草たちとの闘いに終止符を打ち、
これからようやくベビーコーンの摘果です!
 
 
最初になった実は上にあり、その下にある実「ベビーコーン」を摘果します。
 
 
 

 
 
日当たりの良い場所はベビーコーンと呼ぶのか分からないくらい、
大きく実っているものがあって、
 
摘むのがもったいないなぁと思いましたが、
 
 
とうもろこしにする1番果に、栄養を集約して大きくするための
大事な作業でもあるため、すべて摘果します。
 
 
 
 

 
 
 
葉が折れたり、無くなると、光合成ができなくなってしまうため、
摘果の際は葉っぱを折らないように慎重に。
 
 
 
そして、ベビーコーンは外側に向けて折るのではなく、
茎側に向けて折ってとります。
 
慣れてくると、片手でとれるようになりました。
 
 

 
 
 
 
取れたてのベビーコーンを食べてみました!
優しい甘味を感じます。
 
 

 
 
 
 
 
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そして、すべてのベビーコーンの摘果が終わりました!
 
この通り!たっくさん取れました!
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この後は、摘果したベビーコーンの試食会をしました♪
 
 
生で食べても優しい甘さで美味しいのですが、
よく焼くと甘味がさらに増します。
 
 
農家さんのおすすめはズバリ「天ぷら」。
 
コーンのひげも天ぷらにして食べられるようです!
 
 

 
 

 
 
 
 
 
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次回は、待ちに待った 「とうもろこしの収穫」 です!
 
 
 

美味しく立派に育ったとうもろこしが、沢山とれますように!
 
 
 

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↓野村ファームさん
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とうもろこし栽培 ④ベビーコーン摘果前の除草

 
いよいよ、とうもろこしの収穫までラストスパート!
 
今回は、とうもろこしにする1番果に、栄養を集約して大きく甘くするために、
除草と、他の実を間引く作業(ベビーコーン摘果)をしました。

 
ベビーコーン摘果前の「除草」について、レポートをお届けします。
 
 
さて前回の間引き除草作業から、約1カ月が経ちましたが畑はどうなって
いるでしょうか?
 
 
 
 
凄-い!
1メートルほどの高さまで立派に育っています!!
 
 

やっとベビーコーンをとれると、皆ワクワクしています。
 
 

 
 
 
 
 
残念!!
 
その前に、前回全体力をもっていかれた除草作業が待っていました---
 
ガーン・・・帰りたい(心の声)
 
 
 
 
 
見渡すと、前回の除草の時とは比べものにならないくらい、
雑草も成長していました。
 
場所によっては、とうもろこしの高さと同じくらいまで。
 
 
 
 
 
 
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この雑草を刈るのかぁ・・・
 
と打ちひしがれているところに、農家さんから「鎌」が渡されました。
 
 

 
 

手で雑草を引っこ抜いてしまうと、
とうもろこしの根っこも持っていかれるため、
 
前回とは違った方法で除草します。
 
 

 
 
 
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意を決して、雑草刈りスタート。
 
 
え?どこが通路なの??
 
歩くのも困難な無法地帯にビックリ。
 
 
農家さんのアドバイスで、膝をついた方が雑草も刈りやすくなるということで
雑草の前にしゃがみます。
 
 

 
 
 
生い茂った雑草で、まったく先が見えません(笑)
 
 
なんだか子供のころの、空き地探検を思い出します。
 
 
 
雑草を刈るたびに、前日の雨で葉っぱについた水しぶきが顔面を直撃!!
とうもろこしの穂が揺れて、頭は花粉まみれ(笑)
 
 
 
悪戦苦闘しながら雑草と戦い続け、
手袋をしていても爪に土がめりこむぐらい、皆頑張りました!
 
 
 
 
 
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見て下さい!
除草後はこの通り、全く違う景色です!
 
全て手作業です!
 
 
 
 
 
こちらが除草前↓
 

 
そして除草後↓
 

 
 
 
 
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なんとか除草が終わり、捨てるためトラックに乗せましたが
それが物凄い量なんです!!
 
 
 
その総量約700kg (350kg積載軽トラ2回分)!!
 
 
 

 

 
 
 
除草剤を使わない場合、こんなに大変で、
時間がかかる作業をしなくてはなりません。
 
 
 
 
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ふぅ・・・
今回もヘトヘトです。
 
今日だけは、今日だけは、
「よく頑張った」と自分を褒めてあげたいです(笑)
 
 
 
 
 
 
次回は念願の「ベビーコーンの摘果」です!
 
 
 
お楽しみに!
 
 
 
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とうもろこし栽培 ③間引き&除草

前回の作業から約1ヶ月が経過しました。
ヘトヘトになりながら蒔いた種はちゃんと発芽してくれているのでしょうか?
ドキドキしながらシートをめくると…

ジャーン!

立派に育っております!芽が出ないものもあるだろうということで念のため1つの穴に3つずつの種を蒔いていたのですが、ほとんどの穴から3本ずつ芽が出ています。よかったー!

と、安心するのも束の間。本日の我々の使命は間引き。
つまり三つ子の中から最も立派に育ちそうな子を選び、その他を切り捨てるというちょっぴり残酷な作業であります。

作業上の注意点としては、
根に影響がないよう抜かずに根元をハサミで切る
選択に迷ったら高さより太さを優先する
葉の数が少ないのでシートの上げ下げで傷つけないようにする、など。

心得たところで一人一列を任され、よーいドン!

まったく躊躇することなく作業を進める女性陣。あっという間に割当て分は終了です。
一方、なかなか進まない男性陣。慎重というか、情け深いというか…

また、間引きに合わせて雑草も除去しました。
種も蒔いていないのにいったいどこからやってきてこんなに育つのでしょう?

最後にトンネルの際と通路の雑草を鋤のような用具で搔き取って終了です。

通常は人手や作業時間節約のため、除草剤を使用するそうです。
除草剤が雑草に効いてトウモロコシに影響しないというのが不思議なところ。

そして本日の成果(?)はこちら。

選抜されて残った子たちが期待通り大きく育ちますように。
お疲れさまでした!

次回は、ベビーコーン収穫(予定)です。

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とうもろこし栽培 ②トンネル作り

 
さて、前回播種作業が終わったところで既に2時間も経過していました!

皆、満足感に浸っていましたが、作業はまだ続きます。

 

それでは第二回、力作の「トンネル作り」のレポートをお届けします!

 

「トンネル」とは・・・

支柱とビニールシートで作った、小さなビニールハウスのような
ものを呼びます!

 

 
まずは、トンネルのアーチを立てます。

畝の左右に立ち、支柱の片方を地面に刺してからもう片方を曲げて
地面に刺します。

どのくらいまで地面に刺すかは、支柱に目印があるので段々と慣れてきます!

ただ、前日の雨で土が固かったので、奥まで押し込む力は必要でした。

 

 

アーチ作りのポイントは、

各畝の両端に、もう1本余分に支柱を斜めに差し込むことです。
風の影響でトンネルが倒れにくくなるよう強度が出るそうです!

 

 

 

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次に、アーチの上にシートを張ります。

ここで、使用感のあるシートが登場します!
新品のシートを使うと、焼けて破れてしまうそうです。

また、シートの一方は曇り止めの特殊加工がしてあるため裏表に
気を付けなくてはなりません!

 

 

シート張りのポイントは、

長さが100mほどあるシートを切らずにそのまま畝に張るため、
1つの畝ごとに、シートの中心を合わせて両端を均等に引っ張ると、
きれいに張ることができます!

畝の両端はシートを固くねじり、ペグ(杭)も畝の近くでしっかり
打つことで風が入りづらくなります。

 

 

 

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最後に、シートが風で吹き飛ばされないように、押さえ紐で固定します。

畝の左右に立ち、アーチの支柱近くを起点としてペグに紐を2巻きほどして
地面にペグを打ち、左右交互にシートを押さえつけていきます。

ペグはアーチで使った支柱よりも太く頑丈で、足で押し込み地面にしっかりと
刺しました。


 
 
 
 
おさえ紐を固定するポイントは、

ペグをアーチの支柱のすぐ横に打ち込むこと。
そして打ち込む向きは、畝よりも外側にすることです!

内向きにペグを打ってしまうと風の持ち上げる力に対して弱くなって
しまいます。

 

 

 

 

作業終盤では、作業分担も自然とできて、スピードアップするコツをつかみ、

トンネル作りは約1時間で終了しました。

 
 
 

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ようやく1日目の農業体験は終わりです。

 

皆の様子はというと・・・

 

たった半日の慣れない姿勢での作業で、全員疲労困憊…

この日のために購入したピカピカの長靴は見事に汚れ、

翌日は全身が筋肉痛になってしまいました…

 

 

 

 

~播種からトンネル作りまで、実際に体験をしてみた感想~

 

電動機器などは使わずに手作業でやったことは想像以上の重労働で、

農作物は、ただ種を播けば勝手に育つのではなく、

様々な工夫と手間がかかっていることがわかりました。

 

きっと収穫するころには、わが子のように可愛い存在になりそうな予感です!

 

次回は、薬散と除草についてレポートします!

 

 

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とうもろこし栽培 ①播種(種まき)

 

桜が見頃を迎えた今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?

今春から私たちは

「野菜を取り扱っているのだから、実際に農業を経験して理解を深めよう!」ということで

野村ファームの野村さんにご協力いただき、

とうもろこしの播種から収穫までを体験させていただくことになりました。

 

今回は第一回として播種のレポートをお届けします!

 

前日に雨が降っていて、土が湿っているという

播種に向かない日でしたが無事とうもろこしは成長するのでしょうか…?!
 

お借りしたのはこちらの一区画!

 

 

事前に野村さんがマルチを敷いて準備してくださっていました。
こちらのマルチは土の微生物と反応して自然に還る、
環境に優しいものなのだそうです。
 
こういうところにもSDGsとして貢献されているとは、
実際に畑に伺ってみないとわからないことですよね。

 

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それでは、作業開始です!
まず、棒を使って第二関節くらいの深さの穴をあけていきます。

 

 

そこに植えるのは「ゴールドラッシュ」という実が大きくて、とっても甘い品種です。

種はこちら・・・

 

 

なんと、赤いんです!!
 
鳥避けのために赤く着色されているそうですが
黄色いとうもろこしからは想像がつかなくておもしろいですよね。

 

ひとつの穴に対し、3つの種を重ならないよう慎重に置いた後は
こちらの道具を使って土をパラパラと被せます。

 

 

土が湿っていて重たいので、見た目よりもかなりの力が必要です。
 

そして余分な土はトンボで均していきます。

 

 

これで播種は完了です!

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こちらのような土に穴をあけずに播種ができる道具もありましたが
土が湿っていたことでうまく使えず苦戦・・・

 

 

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播種だけでヘトヘトでしたがまだまだ作業は続きます…。
そちらは次回、トンネル作りとしてお届けしますね!

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試行錯誤の 水煮乱切りニンジン

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8月下旬ごろ、ふたたび愛媛県へ商談に行ってきました。

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お得意先が希望されるスペックに近づけるべく、

加工メーカーさんと「水煮乱切りニンジン」について協議をしています。

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お得意先からの 質問①

Q:

 1パックの容量を大きくしていただいたら、

 ニンジンの固さが変わったけど・・・?

A:

 固さが変わった要因は、

 容量が増え、熱が伝わりにくくなる事から

 加熱条件も変わったため。

 → 調整可能です!

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お得意先からの 質問

Q:

 現在は「温度帯:冷蔵、賞味期限:1ヶ月」

 これを「温度帯:常温、賞味期限:6ヶ月以上」に

 変更できないかな・・・?

A:

 調整可能です!

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お得意先からの 質問

Q:

 価格を下げてほしいな・・・?

A:

 弊社がこの夏に購入する

 北海道のニンジンを導入できれば、

 年間コストは下げられるのでは・・・!

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ひとつの商品でも、加工メーカーさんの

たくさんの工夫が詰まっています。

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さて、水煮乱切りニンジンにご興味ある方も そうでない方も

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

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弊社では国内産原料を多数取り揃えております。

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ホームページ「お問い合わせ欄」 もしくは

お電話(03-3541-8801)にてご連絡ください。

お待ちしております!

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国産栗の自動選別に びっくり!

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7月下旬、愛媛県へ出張してきました。

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食品メーカー企画担当者さんお二人と、弊社の社長と一緒です。

今回訪問した加工メーカーさんは、

野菜の美味しさを生かす技術が優れています。

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↑愛媛の写真 ( 遠くに見えるのが松山城です)

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いろいろな原料を見せていただきましたが

中でも栗の商品については

ペースト・ダイス・割れ品や

加糖・無糖・渋皮あり・渋皮なし等、品ぞろえ多数。

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栗の規格は、重量別に2S~Lまで7種類あり

かなり細かく選別されています。

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こちらの加工メーカーさんでは

選別を機械で行っています。

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 ↑栗の選別機械

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工場見学の際に実際に動かしていただきましたが、

効率的な選別の自動化には大変驚きました。

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栗だけに びっくり!

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さて、栗製品にご興味ある方も そうでない方も

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

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弊社では国内産原料を多数取り揃えております。

ホームページ「お問い合わせ欄」 もしくは

お電話(03-3541-8801)にてご連絡ください。

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お待ちしております!

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今年も北海道でスイートコーンの収穫が始まりました。

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今年も北海道十勝でスイートコーンの収穫が始まりました。

例年よりも生育が良いため早くから収穫が始まりました。

今年のコーンは天候にも恵まれた事もあり、今の所収穫量も豊作が見込まれ糖度も

例年よりも高い甘いコーンが収穫されています。

訪問した時に生産されていたコーンの糖度は15度と通常の12~13度よりも

かなり高い値でした。

実際食べてみましたがとても甘かったです。

メトロではこの北海道十勝産のコーンを取り扱っています。例年収穫時期には

産地を訪問し、コーンの品質の状況を確認しお客様にその年の品質をいち早く

お伝えしています。

写真 2014-08-22 10 38 50