ブルーベリー

ブルーベリーは、健康維持で注目されているアントシアニン、ケルセチン、カテキン、レスベラトロールなど多様なポリフェノール類を含むことが最大の特徴です。
例えばアントシアニンには抗酸化作用や抗炎症作用があり、食後血糖値の低下、高齢者の認知機能の改善、運動選手のパフォーマンス向上などの研究報告があるとされています。
また、ビタミンCとEをバランスよく含み、免疫力向上や美肌効果も期待できます。
腸内環境を整える水溶性食物繊維が豊富で、便通改善や生活習慣病予防に役立ちます。
●豆知識に役立ち
・北米の先住民が古くから薬用・食用に利用していた歴史がある
・大きく分けて「カルチ(栽培種)」と「ワイルド(野生種)」の2種類がある
・アントシアニンのようなポリフェノール類は体内に長く蓄積されにくいため、1度に大量よりも少量を継続的に摂るのがベター。

ヨーグルトやシリアルのトッピング、マフィンやタルトなどの焼き菓子、スムージー、ジャム、ソース(肉料理にも)など
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アントシアニンは水溶性なので、胃酸が強い空腹時に摂ると壊れやすく、吸収効率が下がる可能性があります。食事と一緒、または食後のデザートとして摂るのがおすすめ。ヨーグルト(乳脂肪)、ナッツやアボカド、オリーブオイル入りのスムージーなど脂質と一緒に摂ることで腸内での吸収が向上すると言われています。長時間の加熱(煮込みなど)はアントシアニンを減少させることがありますが、短時間の加熱ならほぼ問題なし。ジャムや焼き菓子に使う際も、多少の効果は残り、むしろ食べやすくなることで摂取量が増えるのはプラスとなるでしょう。