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岡山の山椒の圃場へ。秋の気配も感じてきました。
少しずつ暑さが和らぎ、朝晩には秋の気配を感じるようになってきましたね。
そんな季節の変わり目に、岡山県へ山椒の圃場視察に行ってきました。
私たちはこれまで、岡山での山椒の産地化に向けた取り組みに長く携わってきました。
その取り組みが始まったのは、今から約15年前。
15年といえば、かなり長い時間です。
その間、生産者の皆さまと一緒に圃場の環境を整えたり、栽培方法を工夫したりしながら、少しずつ栽培の形をつくってきました。
今回の視察でも、そうした長年の積み重ねを改めて感じることができました。
2年目の山椒、すくすく成長中
こちらが今回訪れた山椒の圃場です。

ここに山椒が植えられていきます。
そして、こちらは定植して2年目の山椒の木。

まだ2年目とは思えないほど立派に成長しています。
これからさらに枝を伸ばし、葉を茂らせ、しっかりとした木へと育っていくのでしょう。
農産物は、種をまいたり苗を植えたりすれば、すぐに商品になるわけではありません。
天候や土壌、生育状況など、さまざまな条件を見ながら、長い時間をかけて育てていきます。
特に今回のように、産地化に向けた取り組みとなれば、一年や二年で完成するものではありません。
15年前に始まった取り組みが、こうして今の圃場につながっている。
そう考えると、目の前にある小さな山椒の木にも、これまでのたくさんの積み重ねが詰まっているように感じます。
これからどんなふうに成長していくのか、そして収穫できる日を迎えるのか。
今後の生育が楽しみです。
圃場の近くには、秋の味覚も
そして、圃場の近くではこんなものも見つけました。

栗です。
まだまだ暑い日もありますが、こうして栗の実がなっているのを見ると、確実に季節は進んでいるんだなと感じます。
先日のブログでも「いも・栗・カボチャ」の話題を取り上げましたが、やっぱり栗を見ると秋を感じますね。
圃場を訪れると、目的としている農産物だけでなく、その土地の季節や風景にも出会えるのが面白いところです。
普段、仕事をしているだけではなかなか気づかない季節の変化も、農産物を通して見ると、より身近に感じられます。
ところで「マイハート」って知っていますか?
こちらのブドウです。

名前は「マイハート」。
その名のとおり、粒の形がハート型をしている、ちょっと珍しいブドウです。
ブドウといえば丸い粒を思い浮かべるので、こんな形のブドウがあるとは驚きです。
農産物には、私たちが普段目にするもの以外にも、さまざまな品種や特徴を持ったものがあります。
「こんな品種もあるんだ~」
と知るだけでも、ちょっと楽しいですよね。
ちなみに、この「マイハート」は今回の山椒の取り組みとは関係ありません。
あくまで圃場の周辺で見かけたものなのですが、せっかくなのでご紹介してみました。
こういうちょっとした発見も、現地へ足を運ぶからこそ出会えるものかもしれません。
「産地をつくる」ということ
今回の視察で改めて感じたのは、農産物が私たちのもとに届くまでには、本当に多くの時間と人の手がかかっているということです。
山椒の産地化に向けた取り組みを始めて約15年。
その間には、順調なことばかりではなく、さまざまな試行錯誤もありました。
圃場の環境を整え、栽培方法を改善し、生産者の皆さまと一緒に一歩ずつ進んできた。
そうした積み重ねがあって、現在の圃場があります。
私たちは食品原料を扱う会社なので、日々の仕事ではどうしても「商品」や「原料」として農産物を見ることが多くなります。
でも、その一つひとつの原料には、それを育てている人がいて、育ってきた土地があり、そこに至るまでの時間があります。
今回の圃場視察は、そんな当たり前だけれど大切なことを、改めて感じる機会になったのではないでしょうか。
これからの山椒の成長が楽しみです
今回見てきた2年目の山椒が、これからどんなふうに成長していくのか。
そして、これまで15年かけて積み重ねてきた産地づくりが、これからどんな形になっていくのか。
私たちも、生産者の皆さまと一緒に、その成長を見守っていきたいと思います。
まだしばらく残暑は続きそうですが、栗が実り、ブドウが色づき、山椒の木も少しずつ成長している。
岡山の圃場からは、そんな秋の訪れと、これからの実りを感じることができました。
季節の変わり目、皆さまも体調にはお気をつけください。
そして、秋になったらぜひ、いろいろな農産物に目を向けてみてください。
もしかすると、今まで知らなかった「マイハート」のような、ちょっと面白い品種に出会えるかもしれませんよ。




