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鹿児島へ!ゆず畑と搾汁工場を訪ねてきました
こんにちは。
今回は鹿児島へ出張してきました。
目的は、前回に引き続き「ゆず畑と搾汁工場の視察」です。
国産農産物を扱う仕事をしていると、普段はどうしても「商品」や「原料」という形で産地を見ることが多くなります。
しかし、実際に産地へ足を運んでみると、その原料がどんな場所で育ち、どんな方々によって収穫され、そしてどのような工程を経て製品になっていくのか。
現場でしか分からないことがたくさんあります。
今回も、改めて「産地を見ることの大切さ」を感じる出張となりました。
まずはゆず畑へ
鹿児島のゆず畑。

この日は天気にも恵まれ、青空の下にゆずの木がずらっと並んでいました。
実際に畑の中を歩いてみると、同じ「ゆず」でも木によって実の付き方や大きさ、状態などに違いがあることが分かります。
農産物は、天候や気温、雨の量など、さまざまな条件に左右されます。
そして柑橘類には「表作」と「裏作」の年が交互に訪れるとのこと。
「毎年同じように収穫できる」
というわけにはいかないところが、農産物の難しさでもあり、面白さでもあります。
私たちが普段何気なく使っている「国産ゆず」という原料も、実はこうした自然環境と生産者の皆さんの努力によって支えられているんですよね。
畑の景色から感じる、産地の力
今回の畑を見ていて印象的だったのが、きれいに整えられた園地です。
ゆずの木が並び、その周囲には散水設備も設置されています。

一見すると穏やかな田園風景ですが、その裏側には、生産者の方々の日々の管理があります。
農産物は、工場でスイッチを押せば作れるものではありません。
天候を見ながら管理し、木の状態を確認し、収穫のタイミングを見極める。
そうした積み重ねの先に、私たちが扱う「原料」があります。
だからこそ、産地を訪問するたびに「原料を大切に扱わなければ」という気持ちになります。
畑で見つけた「鋭いトゲ」
今回、ゆず畑を歩いていて、改めて気になったのが枝にある鋭いトゲです。

写真でも少し分かると思いますが、ゆずの木には結構しっかりとしたトゲがあります。
実際に近くで見ると、
「これ、収穫するの大変だろうな……」
と思ってしまいます。
農家の方にとっては当たり前なのかもしれませんが、とても危険で難しい作業なのだろうと想像できます。
スーパーなどで見かけるゆずも、その一個が収穫されるまでにはこうした「見えない苦労」があるんですよね。
そして搾汁工場へ
続いて、ゆずの搾汁工場も視察しました。
実際に原料が持ち込まれ、加工されていく現場を見ると、畑で見たゆずが「食品原料」へと変わっていく過程をリアルに感じることができます。
今回、特に目を引いたのがこちら。

大量のゆずの皮です。
さらに、こちらは粉砕された状態のもの。

ゆずは果汁だけではなく、皮にもゆずならではの香りや風味が詰まっています。
「ゆず」と一言で言っても、果汁なのか、果皮なのか、香りなのか、用途によって求められるものはさまざま。
食品メーカーのお客様からいただくご要望も、それぞれ異なります。
「果汁を使いたい」
「ゆずの香りをしっかり出したい」
「国産原料を使いたい」
「特定の産地のものを使いたい」
など、求められるスペックは実にさまざまです。
だからこそ、私たち原料商社にとって重要なのが、産地とのネットワークなのです。
「複数産地とつながっている」という強み
今回のように、今年はゆずが不作気味という話を聞くと、農産物を安定的に取り扱うことの難しさを改めて感じます。
一つの産地だけに頼ってしまうと、その地域の天候や収穫量に大きく左右されてしまいます。
だからこそ弊社では、複数の産地、生産者、加工拠点とのネットワークを大切にしています。
これは、単に「仕入先をたくさん持っています」という話ではありません。
それぞれの産地の特徴を理解し、原料の品質や収穫状況などを把握しながら、お客様のご要望に応じて最適な原料をご提案できる体制をつくる。
そこに、私たちの強みがあると思っています。
今回の鹿児島訪問も、単なる「現地視察」ではありません。
産地の方と直接顔を合わせ、今年の状況を聞き、畑を見て、加工現場を確認する。
そうすることで、机の上だけでは分からない情報を得ることができます。
そして、その情報をお客様へのご提案や、今後の安定供給につなげていく。
これも私たちの大切な仕事の一つです。
ちなみに、こんな商品も!
視察先では、ゆずを使った商品もいろいろと見かけました。
こちらは「ゆずドレッシング」。

なんと、「道の駅ドレッシング選手権」で1位になった商品だそうです。
ゆずの香りを生かした商品は、ドレッシングだけでなく、調味料、飲料、菓子、デザートなど、食品のさまざまな分野で活用されています。
こうして実際の商品を見ると、
「なるほど、こういうところで国産ゆずが使われているんだな」
と、原料のその先までイメージできます。
原料を売るだけではなく、「その原料が最終的にどんな商品になっていくのか」まで想像すること。
これも食品原料を扱う仕事の面白いところですね。
鹿児島出張のもう一つのお楽しみ……焼肉!
そして、出張といえばやっぱり……食事です(笑)。
今回は鹿児島ということで、夜は焼肉!

ジュージューと焼けるお肉。
出張で歩き回った後の焼肉は、やっぱり最高です。
……が。
今回、ちょっと気になったものが。
お店の中に置かれていたのが、こちらのキャラクターたち。

なんだかめちゃくちゃ楽しそう(笑)。
「白豚くん」「黒牛くん」「黒豚くん」。
いや、かわいいんですよ。
かわいいんですけど……
この直後にお肉を焼いて食べるんですよね。
これ、ちょっと食べづらくなりません?(苦笑)
「いただきます……」
と心の中で一礼してから、網にお肉を置く。
そんな気持ちになってしまいました(笑)。
とはいえ、もちろん美味しくいただきました。
食べることも、食品に関わる仕事の大切な一部。
だからこそ、こうした産地や生産現場を訪れると、普段何気なく口にしている食べ物が、たくさんの人の仕事によって支えられていることを改めて実感します。
「産地を知る」ことが、仕事につながる
今回の鹿児島出張では、ゆず畑から搾汁工場、そして商品まで、一連の流れを見ることができました。
今年はゆずが不作気味という状況もあり、改めて農産物の安定調達の難しさを感じる一方で、複数の産地とネットワークを築いていることの重要性も再認識しました。
天候や収穫量など、自分たちではコントロールできないことが多い農産物だからこそ、日頃から産地との関係を築いておくことが大切です。
「今年はどうですか?」
「収穫状況はどうでしょう?」
そんな会話を日頃からできる関係があるからこそ、変化にも早く対応できます。
今回、実際に畑を歩き、ゆずの実を見て、加工現場を見て、生産者の方々の話を聞いたことで、また一つ、私たちが扱う原料への理解が深まりました。
これからも、産地に足を運び、現場を知り、人とつながる。
そんな地道な活動を大切にしながら、お客様に安心して使っていただける国産農産物原料をお届けしていきたいと思います。
そして次回の出張では……
また何を食べようかな(笑)。
仕事も大事ですが、出張先の「ご当地グルメ」も、やっぱり大事です。
鹿児島、今回もありがとうございました!




