「おいしい!」のもとを、もっと

ある日のランチ②

承前

店内はなぜか、テーブルが低く、皆さま背を丸めて食べています。

まさか、わたしもこうやって食べるのかな?と思いつつも、わたしはいつもの海外ストレス対応モードに自身を変えていますので、ま、問題ないかと考えていましたら、奥の普通の席に通されました。後で聞くと席が低いのは、この地域独特のようです。

そしてすぐに、牛鍋スープと、牛の煮付けが来ました。因みに、牛スープの横に写っているパンみたいなものは、「大餅」という、この地域でよく食べられるものだそうです。

小麦を練ってただ焼いてあるだけのもので少し固いです。そのまま食べてもスープにつけて柔くして食べてもいいそうです。ただ、この大餅を食べたら水は飲むなと言われました。お腹が膨れて、他のものが食べられなくなるからだそうです。

ある日のランチ③と地獄のかんぺー(乾杯)!

承前

 

締めに焼き餃子が出てきました。

 

この餃子も、牛スープも、煮付けもどれも美味しいのですが、香草類も多く入っておりますので、ハオチー(好吃、美味しい)といいつつ、それらが少し苦手な私は中々大変でした。


 

 

 

 

 

次は、夜の宴会です!

 

ほんとうに、現地の方々はお酒を死ぬ気で勧めてきます。

 

「かんぺー」(乾杯)?

「りゃんこう?」(两口、ふた口で盃をあける)

「さんこう?」(三口、さん口で盃をあける)

「すーこう?」(四口)

 

とわたしに白酒(パイチュー、50度以上あるコーリャンを原料としたお酒)を勧めて来て、

わたしも咄嗟に、

「ノーノー、すいー」(随意、自由に飲ませてくれ!)と必死に抵抗し、笑われて難を逃れるということを10分に1回繰り返しました。

 

体調悪いと、大変なことになりそうです。

他にも色々事件がありましたがまた後日!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真はイメージ図です!

ある日のランチ①

先日、山東省に出張してきました!

なかなか刺激的なランチを以下にお届けします。

さて、第1回。

今回は、現地の人しか行けない、牛肉の美味しいお店に連れて行ってくれるとのことで、写真のお店に行きました。

看板に「正宗」とありますが、「正当」との意味で、

正当な国産牛肉をお出ししています、みたいな意味だそうです。

もしかしたら、偽者の牛肉というのもあるかもしれませんね。(笑)

さっそく、お店に入りますと、なんと写真の通り、

生々しい牛の生肉が形を残しつつ横たわっておりました!

それを、横の調理場で、

混ぜてほしい具材を指示して調理していただきます。